【シンプルTODOリスト仕事術】考え方やタスク処理本のレビュー

書籍レビュー シンプルTODOリスト仕事術 書籍紹介
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シンプルTODOリスト仕事術 3倍速で終わる

TODOリストのチェックボックスが大好きです(笑)

メカゴリラ評価

読みやすさ:4 out of 5 stars (4.0 / 5)
おもしろさ:2 out of 5 stars (2.0 / 5)
インプット量:2 out of 5 stars (2.0 / 5)
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著者 & 出版社

著者

Shin 先生

出版社

株式会社ポプラ社

発行年月日

2018年3月13日 第1刷発行

私は無知であまり存じ上げてはありあせんが、戦略コンサルタントの方らしいです。

ビジネスブログの【Outward Matrix】の運営やオンラインコミュニティの【Players】の運営をされているとのことです。

一応【Outward Matrix】へのリンク先を貼っておきます。
直近はあまり更新されていないように見られますが、オンラインコミュニティの方が中心なのでしょうか?

【Outward Matrix】のブログサイトはこちらから

こんな人におすすめ!

こんな方はぜひ

・業務作業の効率化をしたい方
・ビジネスマンで仕事に追われ時間を作りたい方
・どちらかというと若手のビジネスマン向き

仕事や日常生活の中で、多くの作業やタスクに追われている方はたくさんいると思います。

そんな中、人それぞれのやり方・ツールを利用してタスクをこなしていると思います。

この本では、その中でも【TODOリスト】をツールとして生かしたうえでの仕事術を紹介しています。

また著者の作成した【シンプルTODOリスト】がついており、その説明もあります。

タスク処理に困っている方は参考になるのではないかと思います。

後述しますが、私メカゴリラはTODOリストを中心としたタスク処理や業務を行っております。

画期的なTODOリストや考え方、良いアプリが!!と少し期待しましたが、

TODOリストを活用したうえでの、仕事への考え方が中心となりますので、

そちらは期待しないでくださいませ。

なぜ購入したのか?

いらすとやにあったTODOリスト
メカゴリラ
メカゴリラ

TODOリストが大好き!
何かいいものや学びがないかなぁ

TODOリスト信者

私はTODOリストが大好きです!信者といっても過言ではないでしょう。

大好きというと抽象的ですが、私は仕事術として1番にTODOリストを活用しております。

具体的には【やることリスト】と自身で勝手に名付け、日々やらなければいけないことを全て洗い出して記入しております。

そして、終わったものに斜線を引いていき、タスクをこなしていき、やり忘れを防止するという方法をとっております。

その際に使うツールとして、最初は不要の資料等の裏面に記載するという事を続け、電子メモも使ってみたりしましたが、アプリを利用したりもしましたが、現状は【デイリーの手帳】を利用するに落ち着きました。有名な【ほぼ日手帳】を愛用しております。

ただその手法もまだまだ発展途上で、改良の余地があります。

この事については、話せば長くなる為、また別記事で立項したいと思っております。

本書との出会い

そんなTODOリストとの付き合い方の中で、本書を発見しました。

何気なくブックオフで書籍を物色していた際に本書を見つけました。

ほぼジャケ買いです。タイトルで買いました。

『TODOリストを愛するものとしては読んでおかなければならない』という感情で買いました。

正直な気持ちは安い値段で買えたこともあり、内容はあまり期待しておりませんでしたが、求めていた内容とは違いますが、意外と学びもあり、買ってよかったとは思っております。

内容

メカゴリラ
メカゴリラ

TODOリスト本という名の
仕事術本だー

目次

・仕事が終わらない5つの原因
・仕事の目的を把握する
・TODOを見える化してみる
・「シンプルTODOリスト」の活用法
・TODOの処理速度を向上させる7つの方法
・TODOを減らし、生産性を上げる
・24時間を自分でデザインしよう

上記の章立てで内容が紹介されています。

本書の序章でも記されておりますが、TODOリストはあくまでツールであり、

それを活用するための考え方や、流れが中心に説明されております。

それぞれの章で、私が気になったことを中心に記していきます。

仕事が終わらない5つの原因

仕事の終わらない5つの原因

・仕事の目的を把握していない
・具体的なTODOが見えていない
・具体的なTODOを整理できていない
・TODOを処理する速度が遅い
・TODOが多すぎる

著者は仕事が終わらない原因を上記の5つに分類しております。

TODOを軸に置いた上での分類ですね。

特に異論はない項目だと感じました。

仕事の目的を把握する

この章が私には1番学びがありました。

・何かを始めるときや課題にはまず、疑問を10個持つようにする
・クリティカルシンキング(批判的思考)を持つようにする
・多重視点を持つ


上記が仕事の目的を把握するときに役に立つと説明しています。

『〇〇にはなんの意味があるのか?』『なぜ〇〇をするのか?』と最初に疑問を持つようにすること。

『絶対に〇〇ということはない』というクリティカルシンキングを持つこと。

自分目線だけでなく、取引先目線・消費者目線・上司目線と多くの視点を持つこと。

それぞれの考え方の説明をしております。

私はこの項に関しては苦手意識を自覚しており、学びになることが多くありました。

TODOを見える化してみる

ロジックツリーを使い整理をしよう!ということがまず書かれています。

ロジックツリーとは上記のような図です。

見たり、使ったりしたことが多いものではないでしょうか。

これを活用してまずは事象を細分化してみましょう。

そしてその細分化されたものから3~5個のTODOリストを作成しましょうという教えです。

TODOリストが10個以上になってしまったら、ロジックツリーでの細分化がさらに必要とのことです。

シンプルなマトリクス表を作りましょうという教えもあります。

本書ではこのように紹介しています。

上記図のように、実践の難易度を【コスト】に。成果の多寡を【コントリビューションと定義し、マトリクスの4象限に分類しております。

当然、コストが低く、コントリビューションの高いものを1番に。

次に重要なのは、コストが低く、コントリビューションが低いものに。


との教えです。コストには時間や手間、金が含まれる為、多少コントリビューションが低くても、
コストが低いものにしましょうとの教えです。

「シンプルTODOリスト」の活用法

本書にURLが記載されている無料のエクセルのTODOリストの活用法が紹介されています。

そのタスクの進行度が設定できる、デイリーで管理できるという点は有用かもしれませんが、

私の理想とするTODOリストではありませんでした。

エクセルファイルではなく、アプリで管理したいという点や、デイリーだけでなく、特定の曜日設定等カレンダーとの連動等々も私の理想ではある為、使用はしておりません。

私は、IPhoneの純正TODOアプリとメモ帳を使用しておりますが、まだまだこのアプリのお世話になりそうです。

TODOの処理速度を向上させる7つの方法

辞書登録を利用して、よく使う言葉の入力時間を減らす

資料をモジュール化して、次の際にも生かせるよう、保存・共有する

といった、仕事術の紹介です。

1つ面白いと感じたのは、タイムアタックを行おうという事です。

日常のタスクを行う際に、タイマーを設定し締め切りを作るというもの。

例えば、資料作成の際に〇〇分のタイマーを先にかけておくというものです。

のんびりと作業をしてしまう傾向のある私にとっては、実践してみたいと思いました。

その他ではメールのチェック・返信タイミングは1日3回程度にまとめて行おう。

何度も説明が必要なものは動画化しておこうといった教えがありました。

TODOを減らし、生産性を上げる

結局、TODOリスト等を活用しタスクを処理しても、タスク自体が多すぎればどうしようもないという事が説明されています。

必要ではない仕事はやらないことも必要。

自分でやらなければいけないこと以外は、他の人に振ることも大切
。といった教えがあります。

私自身、他の人に仕事を頼むのは苦手なので、なんとかしなきゃなあと感じていますが、なかなか実践できず、四苦八苦です…。

24時間を自分でデザインしよう

副業やパラレルキャリアのすすめが書かれています。

ワークライフバランスではなく24時間と考えて自分をデザインしていこうという考え方です。

著者のオンラインコミュニティの紹介もありました。

勧誘・斡旋か?と身構えましたが、そんなことはなくただの紹介だけではあり、安心しました。

レビュー

完全な主観での評価・批評です。
気分を害される方がいたら、ゴリラの戯言だと思いご勘弁ください。

本書を読んだ時点での私の評価になる為、時が経った後で評価は変わると思いますが、読んだ時点での私の知識量に基づいた評価になります。

メカゴリラ評価の軸

・読みやすさ → 文章の構成や章立てにて評価、書籍の種類によっては画像や図も参考
・おもしろさ → 単純な内容の評価、喜怒哀楽すべての感情含めて
・インプット量 → 知識を得られたかの評価、単純な知識や価値観も含めて

 読みやすさ

読みやすさ: 4 out of 5 stars (4 / 5)

メカゴリラ
メカゴリラ

サックリ読めた!
あっという間に!!

読破するのに1~2時間程度でしょうか?集中して読む環境下であったのと、この前に小難しい本を読んでいたこともあり、サクッと読めました。

読む前は正直、この本の内容に期待していなかったのですが、【自称TODOリスト愛好家】としては必ず読まなければいけない!という謎の義務感から本を手に取りましたが、

ページ数200超であり、少しげんなりしながら読み出しましたが、いい意味で楽しめて読めたとともに、
サックリと読めました。

あとがきも読後感がよく、読みやすく、普通に楽しめました。

 おもしろさ

おもしろさ: 2 out of 5 stars (2 / 5)

メカゴリラ
メカゴリラ

予想とは違うおもしろさ
意外と良かった!

重ねてになりますが、私は正直あまり期待せずにこの本を読んだのですが、意外とおもしろかったです。

しかし私自身はもっとTODOリストのことを深掘りしてほしかったという気持ちはあります。

本書の大半は仕事術に関してのことである為、がっかりという感情があると同時に、その仕事術の紹介の中で、学びも得られた事実もありました。

おもしろくなかったという事はないのですが、もっとTODOリストをという気持ちが強い為、この評価にしました。

インプット量

インプット量: 2 out of 5 stars (2 / 5)

メカゴリラ
メカゴリラ

学びはあった!
ただもっと深掘りしてほしい…

私自身、学びはありました。

いろいろな手法・HowToがあり、役に立つこともありましたが、できれば何個かを深掘りしてほしかったと感じました。

例の紹介はありましたが、その考え方はどこから生まれているのかといったことが何個か知りたいことはありました。

逆にライトに紹介していることにより、読みやすくもあるとは思うのですが、主題にもなっているTODOリストについては深掘りしてほしかった…。

総評 おわりに

重ねてになりますが、あまり期待はしておりませんでしたが、TODOリスト好きとしての義務感に駆られる形で本書を読み始めました。

その為、何も学びがなくてもしょうがないのかなぁとハードルはほぼありませんでした。

その状態の中からなのかは分かりませんが、普通に楽しく読書することが出来ました。

読書をしながら読書メモを取っているのですが、意外と学びが多く読書メモも量が増えていきました。

ただその多くは、仕事術の面ででした。

もっとTODOリストについて深掘りしてほしかったというのが私の1番の感情ではあります。

本書で紹介をしていたシンプルTODOリストも使いやすそうではあり、良いなぁと感じたのですが、私の理想ではありませんでした。

理想のTODOアプリを求めて更に探し続けるか…あるいはいっそのこと自分で学んでアプリを開発してしまおうかとすら考えてしまいました。

メカゴリラ成長度

成長度: 1 out of 5 stars (1 / 5)

成長したこと

・知っていることが多かったなあ…

この記事を書いた人
メカゴリラ

副業・起業後のFIREを目指し様々なことに挑戦中!
そこまでの道のりとその際に得た学びやコンテンツを
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