【不機嫌な妻　無関心な夫】メカゴリラ夫婦が円満になる為に読んでみた【夫婦仲改善】

不機嫌な妻　無関心な夫
うまくいっている夫婦の話し方

著者　＆　出版社

私は無知で作者の方を知らなかったのですが、五百田達成　先生…。

…500ダタッセイ？？

ペンネームかな？どう読むんだろう？

と思っておりましたが、

『いおだたつなり』さん

と読むそうです。

失礼しました。いきなり勉強になりました。

この本から学べること

夫婦生活を円満におくるための、考え方やテクニックを学ぶことができます。

またこれは、言ってしまえば友人・恋人等にも使えるコミュニケーションのテクニックだとは思いますので、コミュニケーション術としても学ぶことはあるのかと思います。

こんな人におすすめ！

【こんな方はぜひ！】の項目は、本書の冒頭に記載されていることを引用させていただいております。

主に夫婦間でのことが中心にはなりますが、同棲中の方や、友人等にも応用できるものもあると思いますので、対人関係のコミュニケーションでお悩みがある方は読んでみて頂けたらと思います。

なぜ購入したのか？

改めまして、私は既婚者で妻がおります。

子どもはおりませんが、代わりにやんちゃな、ワンコとニャンコが同居しております。

そんなメカゴリラの家庭ですが、結婚して2年ほど経とうとしております。

大きな喧嘩はありませんが、お互いの仕事によるすれ違い等により、以前よりは会話が減ってきました…。

これはなんとかしないといけない…（切実）

このままでは、このどうしようもないゴリラが捨てられてしまう…（焦り）

kindle unlimitedにて読み放題を発見！

最近の恒例になっておりますが、kindle unlimitedにてこの書籍を発見！

読むしかないでしょう！

このゴリラが野に放たれるのを防ぐためにも、いつもゴリラの世話をしてくれている恩返しをするためにも、一度勉強しないといけない！

そんな気持ちで、本書を読み始めました。

内容

本書内容で、私が特に勉強になった点や新しい発見を中心に抜粋してご紹介していきます。

まずは、著者が提唱する、うまくいっている夫婦3タイプを記載します。

では、それぞれのタイプがどういうものか、ご紹介します。

既婚の方々も含め、パートナーがいる方はどれにあてはまるでしょうか？

メカゴリラ夫婦は強いていうなら【戦友タイプ】でしょうか？

ちなみに、戦友は戦友でも、妻が上官で私は部下と上下関係は、はっきりしております！笑

第1章　基本編　まずは押さえたい夫婦のルール5

まず最初に基本的なルールが5つ紹介されております。

では、それぞれの詳細を説明していきます。

相手を他人と思う

夫婦は結局、他人です。
大人同士、相手をきちんと他人として敬い、気遣うことが大事です。
甘えてはいけません。
「家族」じゃないんですから。
夫婦は他人。
失礼な話し方をしない。

「不機嫌な妻　無関心な夫」より引用

私は完全に「✕」に当てはまってしまっている…。

妻にだいぶ甘えてしまっている節がある。

結婚する前まではこんなことはなかったのに…気をつけねば。

同居人としてのルール・マナーを守る

夫婦はシェアハウス仲間。
マナーを守る。

「不機嫌な妻　無関心な夫」より引用

距離感が近すぎるのも問題なんだと勉強になりました。

でも、それを受け入れてくれる人がいいなあ（完全な独りよがりの願望です…）

報・連・相をサボらない

夫婦のコミュニケーションは、なんでもいちいち言い合うのが大事。
以心伝心なんてあてにしてはいけない。
しつこく、しつこく、これでもかというくらいに話しましょう。

「不機嫌な妻　無関心な夫」より引用

報連相は仕事のときも含めてめんどくさくて、苦手だなあ…。

単純に忘れてしまっているときもあるけど(笑)

仕事でもそんなんだから、家庭ではもっと出来てないんだろうなあと反省中です。

「ありがとう」「大好きだよ」としつこく言う

家庭にはゆるさや寛大さも大事。
しかたないなあと互いに許し合うには愛や恋といった感情が不可欠。
あるいは常に味方でいる感覚でもかまいません。

「不機嫌な妻　無関心な夫」より引用

そんな愛情表現ばかりするのは嫌だし、めんどくさがられるなあと思ったが、我が家の食事の際が当てはまる気がした。

妻がご飯を作ってくれているが、最近は「おいしい」と言う事が減ってきたと言われたことがある。

以前は毎回言っていたが、今はおいしいのは当たり前という感覚になってしまっていた。

ちゃんと「おいしい」と言葉にして伝えていかねば…気を付けよう。

大切にメンテナンスする

夫婦仲は「健康」。失って初めて大切さがわかる。

「不機嫌な妻　無関心な夫」より引用

…そうならないようにしなければ。

第2章　家事・育児の分担編　「自分ばっかり」のイライラがスッキリ

相手がやってくれて当たり前と思わないようにするためにも、疑問形にするのがいいとの事です。

これは自分もすぐ出来そう！どんどんやってこう！

「晩御飯なにがいい？」という質問への解答です。

この質問は私的に、未だに答えが見つからない最大の質問です！

これに対して本書では「うーん、何が食べたいかなー」「うーん、どうしようか」

と受け止めて一緒に悩み、問題の解決をはかるのがいいとしています。

おそらくこの通りに答えたら、我が家では「はっきりしろ！」と怒られそう(笑)

というか、既にその経験がある(笑)

以前、この問題を妻と同年代の主婦の人に相談したことがあります。

その際には「今あるものでなにが出来る？」と聞くといいと言われ実践してみました。

…うまくいきませんでした。

結局、我が家というより私の中ではこの問題は解決しておりません。

この問題の正解が欲しい…とても切実です。

とても良くわかります！

メカゴリラ夫婦も喧嘩をする際（と言っても私が悪く、一方的に怒られることしかないのだが）

よくワンコに助けを求めます。

ワンコが間に入ってくれているからこそ、喧嘩が日を跨いで行われたことは、ほとんどないと思います。

ワンコ様様です。

よくドラマとかである嫁姑問題というやつですね。

幸いなことに我が家ではありませんでした。助かったー。

こちらも幸いなことに我が家ではありません。

メカゴリラ夫婦はそれぞれ価値観がしっかりとしている方だと思います。

それでも、「〇〇の旦那さんは〇〇の家事もしてるらしいよー」という嫌味はちょこちょこあります…つらい。

正論は相手を追い詰めてしまうから、夫婦の間では不要。

お母さんキャラを演じたり猫キャラを演じたりしながら、正しいことを言うといいとあります。

これは効果的だとしてもやだなぁ…(笑)まあ実際やってはいるのが悲しいですが…。

メカゴリラ夫婦はけっこう正論で言い合ったりしています。

個人的に、なあなあでグダグダの関係性が嫌いだからというのが根本にあるからなんですが。

まあ、そんなめんどくさい性格のメカゴリラは、ほとんど友達がいません(笑)

第3章　時間とお金の使い方編　お互いの快適な生活のためのマナー

とても理解できます！

我が家では基本、地上波は見ずにNetflixを見ておりますが、ふたりで一緒のコンテンツを見ているときは、とても和やかでいい雰囲気だと思っております。

ただ問題は、絶望的なほどに映像コンテンツの趣味が合わないことです…。

私はサスペンスやノンフィクション等のメッセージ性の高いものや、重たいテーマのもの、少し暗い雰囲気の作品が好きです。

逆に妻は、韓流コンテンツが大好きで、その中でもラブコメ等の明るい作品が好きです。

お互いがコンテンツを薦めあって、たまに一緒の作品を見たりもしますが、なかなかいいコンテンツに巡り合えません。

どこかに重たいテーマでメッセージ性が高くて、明るいラブコメのようなサスペンス作品ないかなあ。

前述した映像コンテンツの例が正にそうだと思いました。

たまーにダメもとで薦めた作品がハマることもある。

やっぱり同じものを共有できることは嬉しい。

とても難しい…。

書籍の中で、仕事の話題を家庭で話すこともいいとはあるが、私は嫌だなあ。

妻は仕事の話を家でもしますが、私は、家では仕事の話は全くしたくない！というより思い出したくもないです(笑)

妻もそれを知っているので、私の仕事の話をするときは「仕事の話してもいい？」と聞いてきます。

私はもちろん「イヤだ！」と答えます(笑)まあ結局話はすることになるのですが…。

これは人それぞれだろうなぁと思いました。

みなさまはどうでしょうか？

仕事を家に持ち込みたくない人、持ち込んでも大丈夫な人。私が少数派なのかなぁ？

第4章　日常生活の過ごし方編　愛情を長続きさせるヒント

会話の量を増やすといい、ということらしいです。

ただ、どうでもいい話ばかりするのは問題だと思います（本人体験談で失敗あり）

これは夫婦としてではなく、人としてもどうだかなぁと感じてしまいます。

少なくとも、笑い話にすらならない、オチもない話でパートナーや家族をけなすことを言っている人とは仲良くなれないなぁと思ってしまいます。

確かに当然そうなのですが、急にリアリストな感じがしておもしろくツボに入ってしまいました(笑)

とても大事な感覚ですね。馴れ合いはだめですね。

いま、ちゃんと意識しようと思っても、日々の生活ですぐに忘れてしまうかもしれない。

でも、ちゃんとこの感覚を思い出して、緊張感を持っていきたいと思います。

レビュー

完全に私の主観での評価・批評です。

気分を害される方がいたら、ゴリラの戯言だと思いご勘弁ください。

本書を読んだ時点での私の評価になる為、時が経った後で評価は変わると思います。

あくまでも、読んだ時点での私の知識量に基づいた評価になります。

　読みやすさ

読みやすさ: (4 / 5)

各項ごとに、〇と✕が記されていて、直感的にもとても分かりやすく読みやすかったです。

パートナーがいる方的には、あるある本としての楽しみ方もあり、スラスラと読み進めていけます。

難しい理論や、論文等の記載もない為、ライトに読めるのではないでしょうか？

　おもしろさ

おもしろさ: (2 / 5)

なぜかつらくなりました(笑)

というのは、半分冗談で半分本当ですが、思い当たりすぎておもしろいです（つらい）

人それぞれだろうなと感じる箇所は当然ありましたが、それも人は人、うちはうちと割り切って読めばおもしろいと感じました。

ただ、すごくぶっとんだ超理論（良い意味でも悪い意味でも）があったわけではなく、普通に常識的な良い本だと感じたため、この評価にさせて頂きました。

インプット量

インプット量: (2 / 5)

【おもしろさ】のレビューで良い意味でも、悪い意味でも超理論がなかったというのが、全てだと思います。

どの話も、わかってはいる話です。

わかってはいる…わかってはいるんだ…だけど…！！

なかなか実行できないのが人というものですよね。

目新しい発見というよりは、当然な事・常識的な事が改めて大切なんだと再認識させてもらえる書籍でした。

なにごとも、実行するのが難しいんですよね…。

総評　おわりに

夫婦の関係性の書籍は、この書籍が読むのが初めてでした。

こういった趣旨の書籍が発売し、売れているという事は、それだけ、夫婦の関係性やコミュニケーションに問題を持っていたり、なんとかしたいという方が多いんだと改めて思い知りました。

まあ、私もその一人なのですが(笑)

多様性が叫ばれ、夫婦の関係性も昔とは異なり様々な関係性があると思います。

ただ、どんな関係性にせよお互いが納得して高め合っていけている夫婦や家庭、そんな関係性に私もなっていきたいと感じました。

みなさまも、この書籍や記事で夫婦仲が少しでも改善できれば、より良いものになってもらえたら。

と、ささやかに願っております。

ちなみに私はこの書籍をkindle unlimitedの読み放題サービスで読書しました。

メカゴリラ成長度

成長度: (3 / 5)