アルバイトで採用されやすい人?面接時の注意点と対策【たかがバイトされどバイト】

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はじめに

アルバイトやパートの面接を受けたことがある方はたくさんいると思います。

採用された!不採用だった…。結果はまちまちだと思います…が、

そんなとき、こんなことを疑問に思った方はいないでしょうか?

なぜ、自分は採用(不採用)だったのだろう?

そんな疑問に私の経験からお答えしていきます!

また、これからアルバイトの面接を受ける方には参考にしていただき、ぜひ働きたいと思ったアルバイト先での採用につなげて頂けたらと思います。

コミュニケーションの根本に通ずるものもありますので、就職面接や進学時の面接等々、その他の場面でも、面接官はどんなことを考えているのだろうか?の参考にもして頂けたら幸いです。

そんな事を語る私自身、メカゴリラは何者か? から少し説明をさせていただきます。

私は前職の小売チェーン店で2年ほど、現職の飲食チェーン店で10年以上、店長職としてアルバイト・パートの採用を行っております。

私の詳細はこちらからどうぞ ↓


多いときだと、月間20人以上、少なくとも年間に100人以上は面接を行っております。

単純計算で今までに1000人以上のアルバイト募集者の面接・合否の判断を行ってきた計算です。

その中で、私の採用基準は、ほぼ明確に決まっております。

様々なアルバイト募集者と面接を行ってきた中での、私の体験談を元に採用されやすい人は?採用されるには?を記していきます。

私の経験の長い飲食店を例に紹介していきます。

飲食店だけでなく、他の職種にも通ずるものはありますので、他の職種の方もご参考を。

面接官はなにを考えている?

まずは、コミュニケーションの基本です。

相手の立場になって考えてみましょう。

この場合は面接官の立場になって考えることになります。

まずはどんな人物を面接官が採用したいと思っているのか、

採用したい!

・人手が足りない時間帯の人が欲しい!
・業務に適性のある人を採用したい!
・勤務スタイルが合ってWIN-WINの関係になれる人を採用したい!
・問題を起こさない人を採用したい!
・友好な職場の人間関係を築ける人を採用したい!

面接官は主に上記の方を採用したいと思っています。

単純に言えば上記がすべて当てはまれば、即採用です!

面接官は上記の項目に当てはまるかどうか、妥協できる範囲かどうかを面接の時間を通して判断をします。

逆に言えば、面接官にそういう人だと感じてもらえたらいいわけです!

ゴールがわかっていれば簡単ですね!

では、逆にこんな方は不採用だという方も、

不採用!

・清潔感がない…
・面接時に職場のルールに違反したファッション、髪型でくる…
・会話内容に整合性がない…
・立場は対等なはずなのに上から目線…
・自分の都合のみを語る…

上記の項目に1つでも該当する面接者の方は、残念ながら採用したい項目がすべて当てはまっていたとしても、私は不採用にします

不採用の項目は言わば地雷です!1つも踏んではいけません!

いやいや、当たり前だと思われるかもしれませんが、意外とこの地雷を踏む方は多いです。

まずはこの地雷は踏まないことを最低限意識してください。

どんなに経験者であっても、喉から手が出るほど欲しい人員状況だったとしても、良い職場であればあるほど採用はされないでしょう。

逆に、このような状況で採用される職場には何かしらの問題があるのではないかと考えてしまいます。

・職場環境が悪く、離職率が高いのではないか?
・面接者(店長等)はまともな判断基準なのか?
・そもそも真面目に面接をしているのか?


私的には逆に不安です…。

では採用・不採用の基準をどんな面から判断しているのか、説明していきます。

面接にはどんな格好でいくべきか?

まず最初にルッキズム(lookism)は否定します!

ルッキズムとは、外見至上主義の事です。所謂、容姿の良い人を採用し、そうでない場合は不採用といった具合です。

しかしそれが全でないにしろ、影響することがある場合も事実ではあるでしょう。接客業に携わる場合、少なくともいい容姿、悪い容姿で比較した場合、良い方をとるのは常でしょう。

しかしそれよりも重要な要素があります。

それは、清潔感です!

なによりも清潔感!


服装・爪・髪型…意外と面接官は見ています。

また靴や靴下も意外と大切です。

面接場所が靴を脱ぐ必要がある場合もあると思います。

その際にサンダルを履いており素足を出す…清潔感からは少し離れた行為でしょう。

髪型や色も注意が必要です。

現在は、多様性の観点からもルール化されていないところもあると思いますが、少なくとも接客業であれば、奇抜な髪型や髪色は好まれないでしょう(職種にもよりますが)

ちなみに私は多様性の観点は大事にしている人間の為、髪型や髪色はなんでもいい!と思っていますが、残念ながら会社のルールで不採用にします。

一応、面接時に『髪色は変えることができるか?』との質問をしますが、答えがYESであれNOであれ不採用にします。

その状態で面接に来る時点で、『このままでもワンチャンあるかも!』という精神は頂けないですね。

ちなみに私はエイジズム(年齢による偏見)やジェンダーも否定します。

それよりも何よりも大切なのは清潔感です!

メラビアンの法則


少し話を変えます。

メラビアンの法則という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

有名な法則である為、知っている方も多いと思いますが、人がコミュニケーションを行う際には

【言語情報7%】
【聴覚情報38%】
【視覚情報55%】


という割合で影響を与えるという心理学上の法則です。

詳細はさておき、【視覚情報】目で見える情報(見た目、格好)が多くの割合を占めるという事です。

特に面接という限られた時間で人物を評価する場合には、より顕著になるでしょう。

それだけ見た目、格好(清潔感)が重要だという事です。

結局どんな格好でいけばいいのか?


なにか、アルバイトの面接1つに見た目、格好でめんどくさそう…と思うかもしれませんが、簡単なことです。

ちゃんと洗濯してあるTシャツで、汚れてない普通のスニーカーを履いて、爪はしっかり切って、髪型、髪色は職場に沿った状態で行くだけでOKです。

普通と思われるかもしれませんが、普通であることが大切です。

【視覚情報】は加点ではありません。減点項目です。

普通で大丈夫です!

どんな答え(会話)が好まれる?

見た目・格好は前項でも記した通り、減点方式です。言わば“ふるい”です。見た目で採用しているわけではなく、やはり中身(話の内容)で判断しています。

よくある質問を例にしていきます。

志望動機を聞かれたら?

まず間違いなく聞かれるでしょう。

そしてアルバイト応募者にも大なり小なり、何か理由があると思います。

まずは強い理由がある場合の方は、それを伝えましょう。自身の経験談や小さいころからここでバイトしたいと思っていた等です。

まぁ基本喜ばれます。

しかし、そんな強い理由がある方は稀でしょう。

ほとんどの方は、【時給が高いから】【家から近いから】ではないでしょうか?

それでいいんです!

ただ、ちゃんと文脈を作ってください!

『長く続けたいから、家から通いやすいここを選びました』

『家計(学費)の為に必要なので、条件の良いこちらを選びました』

等々です。

正直、アルバイトの面接では志望理由の内容は重要視していません。

それよりもしっかりと受け答えができるかどうかを見ています!

あと、嘘は絶対ダメです!バレてます!

しょうもない嘘をついてもわかります。それにより面接官が得る情報は「この人は平気で嘘をつく人なんだー」だけです。

今までの経歴を聞かれたら?

これもまず聞かれるでしょう。

直近の職歴やアルバイト歴等々です。

正直に話してください。志望動機と同様あまり内容は気にしておりません。

これも受け答えができるかどうか、レスポンスのスピード、会話の仕方を見て(聴いて)います。

初めてのアルバイトであれば、そこから『なぜバイトをしようと思ったのか?』

前職やアルバイト経験があれば、『どんな業務を行っていたか?』

といった形で会話が膨らみます。その中での会話のやり取りを重要視しています。

正直、内容から得る加点情報は、接客や業務内容等の【経験者】であるかどうかだけです。

経験者はやはりアドバンテージがありますが、その点だけでしかこの質問は内容を見ていません。

重要なのは会話のテンポや受け答えです。

文脈が作れていない会話や、延々と話を続けるのはマイナス評価です。
気を付けましょう。

勤務可能時間や欲しい収入を聞かれたら?

重ねてになりますが、正直に答えましょう!!

アルバイトの応募者にとっても、採用する側にとっても1番大事な条件です!


互いにwin-winの関係が重要です!

時間に関しては、面接官側も『この時間に入れないか?』という交渉もあるでしょう。

妥協できる点は、要望を飲みましょう!飲みすぎて自分を見失っては本末転倒ですが、相手の要望を多少は飲むことも必要です。

逆にどの時間が求められているのか質問するのも1つの手です。

また期間の定めに関しては基本的に【長期可能】と答えましょう。

こんなことを言ってしまうのはなんですが、入ってしまえば辞める理由はいくらでも作れます。

基本的には短期勤務は好まれません。

ここは嘘も方便と都合のいいことを言います。

アルバイト・パートに関してはこの条件のすり合わせが最重要項目です!

私も人物的にぜひ採用したい!!と思った人材でも、条件が合わずやむなく不採用にしたことが何度もあります。

どうしても働きたい職場であれば、少しは条件を妥協するのが大切です。

しかし決して、無理な条件は受けないでください!!
必ず、不幸な勤務が訪れてしまいます…。

その他の質問に対すること

重ねてになりますが、

しっかりと文脈を作って会話!

嘘はつかない!盛らない!

ただそれだけです!!


話の内容よりも、

【話し方】
【レスポンス】
【声の大きさ】
【表情・明るさ】
【声のトーン】


を重要視しています。

嘘はダメですが、演技は必要です!!

話を聞く姿

面接官の方が、仕事内容の説明や時給等の説明をする時間が必ずあります。

これもコミュニケーションと同様、当たり前のことになりますが、

【相槌をうつ】
【話している人の目を見る】


程度は行いましょう。

相槌はうなづく程度でも大丈夫です。目線もキョロキョロせず、面接官をしっかり見て聞きましょう。

すごく当然の事を言ってるように見えます。正直コミュニケーション上では当然のことだとは思いますが、その当然ができることが必要です。

質問があるか聞かれたら

ない場合はないと伝えましょう!

ただ、元気よく『ありません!』と答えると、興味がないようにとらえられるかもしれません。

一瞬は考えるふりをしましょう(笑)

ここでネガティブな質問を行うことは避けましょう。

体調が悪い際はどうすればいいのか?シフトに出れなくなった際はどうすればいいのか?等です。

当然ですが、出れない際は出勤できないので休むしかないのです!それはしょうがないので質問をする意味がないでしょう。

逆にこの質問をした人は、

『無理にでも出勤してもらいます』

という回答を望んでいるのでしょうか?あるいは、

『休んでもらって大丈夫ですよ』

という回答を望んでいるのでしょうか?

前者の場合は、休む理由にもよりますが、そんな職場でアルバイトをする価値はないでしょう。

その状態になったらそのまま、音信不通で辞めたらいいと思います。

(自分がされたら凹みますが…笑)

まぁそれはさておき、後者の回答の場合がほとんどでしょう。

その回答をもらって得るものは、謎の安心感だけでしょう。

ただ、相手に与える情報はネガティブな感情になります。

このことからもネガティブイメージの質問はしないようにしましょう。


この時点で、面接官は採用か不採用かを9割方決めています。

質問がありませんか?は、面接終了の合図です。

面接お疲れ様です。・・・と共にここまで読んでいただきありがとうございます。

どうでしょう?読んでいただいた方は採用に当てはまりましたか?それとも不採用に当てはまってしまいましたか?

おわりに

いかがでしたでしょうか?

私見も多少なりとも入ってはおりますが、概ね面接の本質だと自負はしております。

あらためてまとめると、

・清潔感が重要!
・話は内容よりも、会話の仕方やレスポンス!
・時間や給与の条件のすり合わせは重要!

・嘘はダメだが、演技は必要!

ここまで記載したことが実践できても、もしアルバイトで不採用を受けた場合、所詮アルバイト面接と割り切ってください!

それは採用しなかった面接官側が悪い!と開き直りましょう!

もしくは条件が不一致だったんだと考えましょう!

それだけ条件が合うか合わないかは重要です。

しかし、何度も面接で不採用が続く場合、一度自分を見つめなおしてみるのもいいと思います。

自分の第一印象を評価されている点に関して、アルバイト面接は1つの試金石だと言えます。

たかがアルバイト面接、されどアルバイト面接です。



最後に、合否の連絡が無い場合はスッキリと諦めて下さい。

その場合は大抵が不採用です。

『連絡がないのですが?』

と詰め寄ったところでみじめな思いをするだけです。

それだけは避けましょう。


この記事を書いた人
メカゴリラ

副業・起業後のFIREを目指し様々なことに挑戦中!
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