やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
メカゴリラ評価
読みやすさ: | (3.0 / 5) |
おもしろさ: | (2.0 / 5) |
インプット量: | (2.0 / 5) |
著者 & 出版社
著者
大平 信孝 先生
出版社
株式会社かんき出版
発行年月日
2021年10月19日
半年ほど前に読破しておりましたが、なかなか記事に出来ませんでした。
読書メモはしっかりと残っている為、記憶を呼び起こしながら記載したいと思います。
この本から学べること
この本から学べること
❶行動の起こし方
❷行動マインドのつくり方
❸行動思考の身につけ方
誰しもが「〇〇をやらないといけないけど…どうしようかなあ」という、やらなければいけないことがあるのに、なかなか進まないという場面は多々あると思います。
いずれはやらないといけないが、なかなか動き出せず、結局ギリギリになってしまい慌てる…。あるいは忘れてしまって後で後悔する。
こんな場面が思い当たることがある方は、ぜひ読んで頂けたらと思います。
なぜ購入したのか?
すぐやれる人になりたい!
kindle unlimitedで書籍を探していた際に発見!タイトルに負けて読み始めました。
私は上記の先延ばしにしてしまう人でした。これを少しでも改善出来たら…こんな思いで読み始めました。
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ちなみに私メカゴリラは当然、加入しており有用に活用しております!
たぶん、ずっとこのサービスは利用していくだろうと思っております。
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内容
メカゴリラはすぐやる人になれるのか?
目次
第1章 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法
第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方
第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方
第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方
第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方
本書内容で、私が特に勉強になった点や新しい発見を中心に抜粋してご紹介していきます。
第1章 先延ばしがなくなくなる!行動に「初速」をつける方法
行動の「とっかかり」さえつけられれば、面倒くさがる脳を動かせる
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
あなたが動けないのは、人間の脳の仕組みがそうなっているからなのです。
これは、能力や性格、やる気の問題ではなく、この脳の防衛本能が、あなたの行動を抑制しようとすることが原因です。私たちの脳は、とても面倒くさがり屋なのです。いっきに完璧に物事をやり遂げようとすることは、脳の仕組み上難しいわけです。
自分の先延ばし癖は脳のせいなんだ!(正当化)
自分が先延ばしにしてしまうのは脳のせいだと免罪符をもらった気分だが、そのままではいけないのも確かだ。
ここから本書を参考にして解決していきたい。
側坐核と呼ばれる場所が脳のなかに存在する。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
ここが刺激されるとドーパミンが分泌され力の源になる。
~中略~
核は私たちがなんらかの行動を起こすことで刺激を受け、ドーパミンを放出します。
「行動に着手」することで、はじめてスイッチがオンになるのです。
この少しの行動が大切らしいです。パソコンの電源をつけたり、勉強のテキストを開いたり等々です。
なにかを始めるとき、最初は準備がとても億劫でも、動き出したら調子がついて、どんどん進む経験はあると思います。これが正にこの状態なのだと!
このコツが教えてもらえるのかな。
すぐ行動できるようになるためには、量→質という順番を意識することが大切です。第一に、行動量を増やすこと。その後に行動の質を上げることがポイントです。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
~中略~
そんなときに力を発揮するのが「仮決め・仮行動」というスタンスです。
とりあえず動いてみて数を重ねることが大切ということ。
どこかのビジネス書でもよく記されている「まずは動け」と同じなのだろう。
10秒アクション
それでもなかなか行動を起こせない場合に著者は「10秒アクション」というものを薦めております。
ランニングをするのであれば、最初の10秒の靴を履くという行為だけでもすること。
アンカリング
同じ場所で同じことをする。喫茶店に行くと仕事が進むというように徐々に脳に刷り込まれていくらしい。この効果を心理学の世界では「アンカリング(条件付け)」と呼ぶ。
これは場所だけではなく時間でも有効である。
新たに習慣づけたいことは、すでに定着している習慣にくっつける
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
仕事でもこれはとても意識している!日常生活でも同様と改めて実感!新しく始めたりや、忘れてしまう習慣は何かに紐づけて習得していこう!
第2章 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方
行動ブレーキを外す方法
❶ 原因を特定して、阻害要因を排除する
❷ 目的にフォーカスすることで、阻害要因の影響を小さくする
月に1回、パソコンのデスクトップを整理しよう
デスクトップが散らかっていると視界に余計なものが入り、寄り道してしまったり、気が散ったりで、やるべきことになかなか着手できないことが増えてしまう。
スマホのホームアイコンも同様だと私は感じます。
今はウィジェットで整えたり不要なアプリは消去したりすることが、行動ブレーキを外す方法だけでなく、生産性の向上にもつながるのではないかなあと感じます。
第3章 感情に左右されない!行動マインドのつくり方
「すぐやる人」は「私にはできる・できた!」というポジティブなゴールイメージを自然と描いていることが多く、結果的にイメージの力をうまく使っています。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
一方、つい先延ばしにしてしまう人は、「できない」「難しい」「失敗したらどうしよう」というネガティブなイメージを描いていることが多いのです。
なんでもポジティブな方がいいんだなあ。
結果に振り回されそうなときは、「打率」で考える
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
「結果目標」ではなく「行動目標」に注目し、悪循環から抜け出す。
第4章 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方
著者はまず、時間の使い方を3つに分類しております。
時間の使い方の3分類
❶ 投資
❷ 消費
❸ 浪費
投資
自分の未来をイメージし実現する時間。学習や将来設計等々。
消費
生活を維持するために使った時間。食事、睡眠、休息等々。仕事ではやらなければいけないこと等々。
浪費
投資にも消費にも当たらない時間。目的のないネットサーフィンやテレビ・動画の視聴等々。
この中で、浪費時間を0にする必要はないが、浪費時間を減らし、投資時間にしていくことが大切です。
またこの章では、パーキンソンの法則を紹介しております。
詳しくはこちらの記事内をご参照下さい。
簡単に説明すると、人間は時間を与えられると、それをMAXで使ってしまうというやつである。
本書はこれを活用し、15分ごとの目標を設定しようといっております。
本気の30分を1日2回確保する。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
面白い考え方!
自分も忙しい日でも30分は投資の時間に費やそう!
第5章 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方
著者は人間の行動は2つの種類に大別できると考えているとのことです。
人間の行動
❶ マイナスの状態をゼロベースに戻す行動(ゼロベース行動)
❷ プラスの価値を生み出す行動(プラス行動)
これはアメリカの臨床心理学者のフレデリック・ハーズバーグが提唱した「モチベーション理論」をベースに著者が考えたものです。
フレデリック・ハーズバーグの提唱したモチベーション理論では、「人のモチベーションを構成する要因」を「衛生要因」と「動機づけ要因」の2つに区別して考えることを提唱しております。
「衛生要因」は不満や不足にかかわる要素。
「動機づけ要因」は満足感や達成感、幸福感にかかわる要素。
これを相互的に名称を変えていることです。
つまり、
「衛生要因」 → 「ゼロベース行動」
「動機づけ要因」 → 「プラス行動」
…ややこしい。けどなんとなく分かる!
人生を変えるために必要なのは、「ぶっとんだ目標」です。ぶっとんだ目標とは、実現可能性や感情のブレーキにとらわれない「心底、実現したい目標」のことです。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
自分の価値観を理解すると、真の目的が見えてくる
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツより引用
レビュー
完全に私の主観での評価・批評です。
気分を害される方がいたら、ゴリラの戯言だと思いご勘弁ください。
本書を読んだ時点での私の評価になる為、時が経った後で評価は変わると思います。
あくまでも、読んだ時点での私の知識量に基づいた評価になります。
メカゴリラ評価の軸
・読みやすさ → 文章の構成や章立てにて評価、書籍の種類によっては画像や図も参考に
・おもしろさ → 単純な内容の評価、喜怒哀楽すべての感情含めて
・インプット量 → 知識を得られたかの評価、単純な知識や価値観も含めて
読みやすさ
読みやすさ: (3 / 5)
普通にわかりやすい!
普通に読みやすかったです。
けっこうビジネス書ライクな内容ですが、普通の自己啓発本として全年齢対象で読めるのではないかと思います。
おもしろさ
おもしろさ: (2 / 5)
どこかで聞いたことあるなあ
どこかで聞いたことがあるという事は、それだけ重要な事なのだと思う。しかしながら主観ではあるが、ピンとくる内容が少なかった。
既にある法則や論文の名称を更に変えて呼ぶというのは、ややこしくてわかりづらかった。
その論文内容を更に詳しく教えてくれた方が理解が深まるのではないのかと思ってしまった。
インプット量
インプット量: (2 / 5)
可もなく不可もなく
上記にも記載をしたが、インプット量としては0という事はないが、少なかった。
これはビジネス書に慣れてきてしまった私の所為なのかもしれない…。
総評 おわりに
あまり良い評価ではありませんが、これはビジネス書に慣れてしまい、新しい刺激を求めてしまうという私なのだからだと思う。
普通に「すぐやる人」になるためのコツやマインドを養うための本、そうなりたいという人にとってはとてもわかりやすく、実用的な本だと思う。大ベストセラー本であることが、それを証明していると思う。
マンガ版も出ているようです。
こちらもリンクを貼っておきます。
ちなみに私はこの書籍をkindle unlimitedの読み放題サービスで読書しました。
Kindle unlimitedとは?
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漫画は最初の巻だけが多いですが、小説やビジネス書・参考書・雑誌などは多数の良書があり、月に2冊以上の読書をすれば元がとれる計算です。
30日間の無料お試しもある為、まずはどんな書籍があるか見てみて継続するか、どうか判断もできます。
ちなみに私メカゴリラは当然、加入しており有用に活用しております!
たぶん、ずっとこのサービスは利用していくだろうと思っております。
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メカゴリラ成長度
成長度: (2 / 5)
成長したこと
すぐやる人になれた!!(この本を読破してから記事にするまで半年経過している…笑)
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